「肉トマト」っていう変な名前のトマト

野菜の品種名って、よく見ると面白いものがたくさんあるんです。それは国をまたいでも同じ。ドイツのスーパーでも、よーく観察すると、一般的な野菜でもユニークな名前のものが結構ありますよ。例えば、インゲンはPrinzessbohnen (プリンツェスボーネン)で訳は「王女様の豆」赤皮かぼちゃは、Hokkaido Kürbis (ホッカイドウキュービス)で、まさしく「北海道かぼちゃ」。

トマトは色んな種類があるのですが、その中で前から気になっている名前の品種があります。それは、Fleischtomaten(フライシュトマーテン)、直訳すると「肉のトマト」。トマトの中でもひと際大きく、色はピンク色のものから、グリーン、真っ赤なものまで様々です。今回は、真っ赤に実ったFleischtomatenを見つけたので、パスタソースにするために購入。サイズは上の写真を見てお分かりのとおり、大き目で、ずっしりとした重さがあります。計ってみると200g以上!

Fleischtomatenってそもそもどういう品種なんだろう?と思って調べてみました。そもそも、トマトの品種ってどうやって分けているか、ご存知でしょうか。色や形など、見た目で違いを判別できますが、もう一つ重要な要素があります。それは、切ったとき、トマトの中に部屋がいくつあるか!例えば、ミニトマトを切ると、部屋が2つあります。

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ミニトマトの断面(出典

それに対し、中玉トマトは部屋が3つ。Fleischtomatenなどの大玉トマトは4~6つ部屋があります (出典)。

aufgeschnittene Fleischtomaten
大玉トマトの断面(出典)

これは知らなかった~!トマトを真横に真っ二つに切ることなんてあんまりないので、部屋の数は考えてもみませんでした。部屋の数が大きくなるにつれ、トマトの大きさも大きくなるのですね。

Fleischtomatenだけでも、なんと3000種類もあるんだとか (出典) 。その中でも代表的なのは、「水牛の心臓」。上の写真はその、「水牛の心臓」と呼ばれるトマトです。ちょっと気持ち悪い名前ですが(笑)、表現したいことは分かる気がします。

今回はそのFleischtomatenを使って、とってもシンプルなパスタを作りました。材料はトマトとベーコン、玉ねぎだけ!このシンプルさがクセになるパスタソースです。お好みでタバスコをかけてもとてもおいしいです!ポイントは3つ
1)トマトソースは強めの火加減でぐつぐつ煮込んで、調理時間を節約します。2)ソースにパスタのゆで汁を加えることで、とろみが増し、パスタに良く絡みます。
3)にんにくは最後の方に加えます。その方がにんにくの風味がより豊かになります。

トマトのシンプルパスタ

Ingredients

  • トマト 2、3個(約400g)
  • 玉ねぎ 中2個
  • ベーコン 50~70g
  • にんにく 1片
  • パスタ 180g
  • 白ワイン 100ml
  • オリーブオイル 大さじ2
  • パルメザンチーズ お好みの量
  • 塩 小さじ1(お好みで調節)
  • コショウ 少々

Instructions

  • トマトをざく切りにし、ミキサーにかける。鍋に入れ、中~強火でぐつぐつ煮る。焦げないよう、時々かき混ぜる。
  • 玉ねぎはできるだけ細いくし切りにする。ベーコンは小さな角切りにする。
  • 鍋を熱し、オリーブオイルをひき、ベーコンを炒める。火が通ったら玉ねぎと塩を加え、よくかき混ぜながら、透明になるまで炒める。
  • 炒めた玉ねぎに白ワインとトマトソースを加える。ハーブを加え、10分ほど煮込む。水分が多くしゃばしゃばしていたら、ふたをしないで煮込む。
  • パスタをゆでる。
  • お玉の半分くらいのパスタのゆで汁をソースに加える。にんにくをすりおろし、ソースに加える。
  • パスタがゆで上がったら、ソースに加え、分量外のオリーブオイルとお好みの量のパルメザンチーズを加え、あえる。
  • 最後に塩で味を調える。

おまけ☆
にんにくをすりおろすとき、お気に入りの「すり皿」があります。フランスプロバンスを旅行した時に買いました。色が明るく、料理が楽しくなります♪焼き物ですが、意外に丈夫。

Bon appétit!

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